Apple CEO スティーブ・ジョブズ氏が「Flashをipadで再生すると、電池寿命が10時間から1.5時間に縮む」と発言したように、Flashをモバイル機器で動かすと電池のパフォーマンスが著しく低下するようなイメージがありますが、
Nexus OneでFlash Player 10.1を再生しても、電池は意外にもつようです。
まずはAdobeが公開した、Nexus OneでFlash Player 10.1を楽しむ動画を見てみましょう。
Flash Player 10.1 on Google Nexus One from michael chaize on Vimeo.
非常にスムーズにFlashが動いているのが分かります。
しかし、多くのビューワーは電池の消費量に注目しました。
ほんの6、7分の動作時間にも関わらず、電池の消費量が50%から25%に劇的に減っているように見えるからです。
一方で、この動画は明らかに編集されているので正確な駆動時間は分からないという意見もあります。
実際のところ、Nexus OneでFlash10.1を再生すると電池はどのくらいもつのでしょうか。
そこで、 Mark Doherty氏はFlash 10.1 でYoutubeの動画を再生した検証動画を投稿しました。
Battery Performance with Flash Player 10.1 on the Nexus One from Mark Doherty on Vimeo.
この動画によると、
17分の動画再生で電池の消費量はたった6%でした。
この勢いで電池が消費されると仮定すれば、理論上およそ4時間40分もつことになります。
驚くべき長さですね。
AdobeはH.264のYoutube動画をWiFiでダウンロードしながら再生すると、
電池の寿命は約3時間になるというデータを公開しています。
モバイル機器でFlash動画連続再生で3時間も持てば大往生ではないでしょうか。
Androidスマートフォンは続々とFlash Player 10.1に対応していく予定ですが、
懸念されていた電池の消費量が実用レベルであるとすれば、
Androidにとって大きな追い風になりそうです。
via Battery Performance with Flash Player 10.1 on Nexus One | www.flashmobileblog.com
via Adobe fights claims that Flash 10.1 is an Android battery assassin | Android Central
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