2010年6月8日火曜日

iPhone 4 と Androidスマートフォン スペック比較

6月7日、米Appleは「iPhone 4」を発表し、6月24日にアメリカと同じく日本でも発売されることが決定しました。スマートフォン界にまたひとつBIG WAVEが誕生したわけですが、性能的に何が良くて何が悪いのか一目で分かるように、競合するAndroidスマートフォンとのスペック比較表を作りました。

 

iPhone 4 と現行Androidスマートフォンとの比較

iPhone 4 Evo 4G Nexus One
 
OS iOS 4 Android 2.1 Android 2.1
スクリーン
サイズ
3.5インチ IPS
960×640
4.3インチ TFT LCD
800×480
3.7インチ AMOLED
800×480
CPU Apple A4 Snapdragon
1GHz
Snapdragon
1GHz
メモリ ? 1GB ROM
512MB RAM
512MB ROM
512MB RAM
内部ストレージ容量 16GB / 32GB 無し 無し
microSD 無し 32GBまで対応 32GBまで対応
USB ドックコネクタ microUSB microUSB
背面カメラ 500万画素
フラッシュライト
800万画素
オートフォーカス
デュアルLEDフラッシュ
500万画素
オートフォーカス
フラッシュライト
最大録画
解像度
720p 30fps 720p 20fps
800×480
フロントカメラ 有り VGA 有り 130万画素 無し
サブマイク 有り
ノイズキャンセリング
対応
無し 有り
ノイズキャンセリング対応
Adobe Flash 無し Flash Lite Android 2.2により対応
Bluetooth 2.1 + EDR 2.1 + EDR 2.1 + EDR
Wi-Fi 802.11b/g/n 802.11 b/g 802.11 b/g
GPS aGPS aGPS aGPS
FMラジオ 無し 有り 無し
TV出力 Apple AVケーブル micro HDMI 無し
サイズ 高さ:115.2mm
幅:58.6mm
厚さ:9.3mm
高さ:122mm
幅:66mm
厚さ:12.7mm
高さ:119mm
幅:59.8mm
厚さ:11.5mm
重さ 137g 170g 130g
バッテリ ?
(3G最大6時間
Wi-Fi最大9時間
)
取り外し不可
1500 mAh
取り外し可能
1400 mAh
取り外し可能
SIM MicroSIM 無し MiniSIM
センサ 3軸ジャイロスコープ
加速度センサ
近接センサ
環境光センサ
など
加速度センサ
近接センサ
環境光センサ
など
加速度センサ
近接センサ
環境光センサ
など

スペックだけで見ると、iPhone 4で特筆すべきことは高解像度高精細なディスプレイとバッテリー駆動時間にあると思います。

解像度は一般的なAndroidのものより、縦横共に160ピクセル多くなっていますが、面積にするとiPhone4はAndroidの1.6倍の解像度を持っていることになります。しかし、当然情報量も多くなると思われますが、それは高精細ゆえ文字の大きさとトレードオフということになるので、文字主体のWEBブラウズなどの快適性はAndroidとさほど変わらないのではと思われます。

また、iPhone4の3G連続6時間、WiFi連続9時間の電池駆動性能はスマートフォンとして1日戦うには十分な性能と言えます。進化めまぐるしいAndroidスマートフォンですが、バッテリーの消費もめまぐるしいことで有名なので、当分の間Androidにとってうらやましい性能の1つとなるのではないでしょうか。

iPhone新世代はこれから1年以上はこのスペックで戦う事になると思いますが、一方Androidはハード、OS共に数カ月単位で改良されています。しかし、iPhoneにはAndroidの数倍規模のアプリケーション資産と市場があり、スペックでは測れない魅力があります。
現状AndroidがシェアにおいてiPhoneを破竹の勢いで追い上げていますが、iPhone4の存在が今後どのような影響を与えるのか注目です。

詳しいiPhone 4のスペックはこちら
アップル - iPhone - iPhone 4の技術仕様

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